英国式新予算決定日

4月22日は2009年度の予算が決定する日(バジェットデー)でした。

税金が上がってしまうのでは!などと、いつも皆が暗くなってしまうので、今年は明るく笑顔で行こうよ、という提案がありました。

それはなんと、『ネイキッドデー』:つまり裸で会社へいったり学校へ行ったりしよう、というもの。

朝ニュースで聞いた時には冗談かと思いましたが(なにしろ英国人は知的な冗談が大好きですから)、
昼ごろのハイドパーク近辺は裸の男女でいっぱい!!青いスカーフを首から垂らしてはいましたが
(そうでないとただ裸で歩いていることになってしまい、逮捕されてしまいますので)モデルのようにうつくしい男女も多く、文字通りみなスマイルになっていました。

お天気がよかったせいもあり、「英国式バジットデーの過ごし方」は裸になって笑って過ごすこと!

その夜のディナーパーティーでそのことを話したら、「なんで電話してくれなかったんだ!どこに彼らがいるかと探していたのに」とブラックタイ(日本式にいえばタキシード)をした英国人青年が本気で残念がっていました。
英国人は若者、学生でも、政治に興味が有り、自分なりの意見を持っている人が多く、政府の行動次第では大掛かりなデモをするなど、その点では感心させられます。それだけではなく、こういうユーモアも大好きなんですね。

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