英国連邦のオリンピック Commonwealth Game, コモンウェルス・ゲーム

私は今モーリシャスにいます。

シーズンでも書きましたが、サルディニアをはじめとする夏のヨーロッパ社交の場は9月で終了します。その後英国人は10月にモーリシャスに滞在することが多いです。理由は私立学校が2週間休みになるのでそれに合わせて、天気が悪い英国を脱出するのです。ロンドンは最近英国人のほうが少ないですが、ここモーリシャスは英国人ばかり。ロンドンよりも英国っぽいかもしれません。英国人が多いわけはもちろん旧植民地だったからです。(詳しくは4月のモーリシャスをご覧ください)現在は英国連邦Commonwealth に加盟しているモーリシャス。英国連邦はほとんどが旧英国領(植民地)ですが、そうでない国も参加できます。現在加盟国は53カ国。先月はインドでその英国連邦のオリンピックも開かれました。通常のオリンピック同様4年に一度で、開催国は毎回かわります。このオリンピックの様子はまさに「大英帝国でございます」という雰囲気でした。衛生面での問題が報じられ、英国人友人も「行かなくてはいけなく」なり、多くの胃腸不良者が出る中、でかけていきました。

オーストラリア、カナダ、ニュージーランドをはじめ、インド、マレーシア、シンガポール、南アフリカ、そのほかモーリシャス、モルディブ、セイシェル、バハマ、バルバドス、セントルシアなど高級で美しいビーチリゾートもほとんどが英国連邦。ハワイの州旗にも英国の国旗が入っていることをご存じですか?

もちろんキャプテンクックがみつけた場所であることと、アメリカも独立するまでは英国領だったのですから。多くの日本の方がお忘れみたいですが、7月4日の独立記念日はイギリスからの独立を祝う日ですよね。世界中の国で独立記念日があると、私はよく「またあななたちから?」といって主人をからかいます。

違う時には「おー、めずらしく僕たちじゃないよ」といった具合ですがそう多くはありません。
英国連邦のトップはもちろん英国女王陛下。もし何か問題があれば各国は英国に軍の派遣を含む助けを求めることができます。オーストラリアが現在の女王陛下がなくなれば脱退すると表明。

今後どうなっていくのか注目ですが、ここモーリシャスにいる限り大英帝国の面影はそのままです。毎年同じ場所を訪れるわけですから友人もできますし、またロンドンから友人たちも訪れていますので、ホリデーとはいえ、毎日忙しく過ごすことになります。

前回一番有名なホテルを紹介しましたので、今回は最近話題のホテルを紹介します。

私たちもいつものホテルに1週間、この話題のホテルにも1週間滞在しています。

ルトルサックに比べ、コロニアンスタイルのサービスはありませんので、世界最高のサービスを味わいたい方には向きませんが、世界でもトップクラスのサービスを提供しているのが、ここフォーシーズンズです。

(写真 庭)
庭には小さいですがプールがあり、その向こうは美しい海。


(写真 海)
ルトルサックは有名だけあってとても混んでいますが、ここは静かです。
有名人が多いというのもうなずけます。プライバシーがしっかりと守られています。

(写真 明るいバスルームと屋外シャワー)
バスルームはとても明るく、室内シャワールームのほかに室外シャワーもついています。
海が見える部屋ですと、家族の場合2つのビラが必要になりますので、1泊2000ポンド以上(約35万円)となりますが、それだけの価値はあります。

コロニアルスタイルではないですが、ビーチサービスをはじめ、サービスはもちろん世界トップクラスです。

長期滞在する場合にはこのようにいろいろなスタイルのホテルに宿泊なさるといろいろな経験ができると思います。

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