Emirates Firstclass でのモルディブ, デュバイ

娘がボーディングスクール(寄宿学校)にはいってからというもの、 ザ・シーズン(ロンドンの社交シーズン)が終わってからはまるで昔の貴族のように ロンドンを離れ英国連邦を旅行していました。 まもなくイースター。ザ・シーズンの幕開けです。同じく伝統的な生活を楽しむ多くの英国人も ロンドンに戻ってきます。 先日はエミレーツ航空(Emirates)でモルディブ( Maldives )・ドバイ( Dubai )に行ってきました。 モルディブは今でも英国連邦の加盟国。ドバイは英国連邦ではありませんが、多くの英国資本によりこの50年間で 砂漠の小国から「世界一がいっぱいの豪華都市」に急成長を遂げています。ですから電気プラグなどすべて英国本国と同じスタイルです。 まずヒースロー空港のエミレーツ航空のラウンジは豪華そのもの。BAのファーストクラスラウンジやバージンアトランティック航空の クラブハウスとひけを取りません。ロンドンからドバイへのフライト数を考えると、大変贅沢だと思います。 そして噂通り、ラウンジの食事が本当においしい!! ラウンジから直接飛行機に乗り込めるというのもうれしい限りです。機体はA380。1階がエコノミークラス、2階がファーストクラスとビジネスクラスです。 




 


 (写真 ラウンジ、機体)

機内は素晴らしい、の一言。BAのようにただ広いファーストクラスとは違い、席は「Suite 」 での番号となっていて、プライバシーが守られ、個室のように利用できます。1985年のエミレーツ設立当初は2機でスタートしたそうですが、 今では世界有数の豪華航空会社となりました。ちなみに24時間開いているドバイ空港はニューヨーク・ロンドンをぬいて世界一忙しい空港となったそうです。 





(写真 スイート) 

手荷物は全部足元におけるので、天井に荷物入れがなく広々としています。レターセット・ペンなどのステーショナリー、大きな容器ごとの化粧品、ブルガリのトイレタリーバック、 プライベートミニバーなどいたれりつくせり。スリッパ・パジャマもやわらかい生地でとても着心地がよかったです。 席につくとまずシャンパン。シャンパンはドンペリニョンです。アラビアンコーヒーも目の前で美しいコーヒーポットからカップへ注いでくれます。 ナッツはもちろんお皿に入れられ温めてあります。そういえば昨年12月に大韓航空ナッツリターン事件(Nuts Incident )がありましたが、あの元女性副社長は こんなふうにサービスされれば、文句はいわなかったのかな、なんて暖かいナッツをいただきながら思ってしまいました。 


(写真 シャンパンとナッツ) 

広いスイート席もさることながら、感動したのはトイレです。シャワーがつき、エコノミー席10席はあるのではないかと思われるほど広いトイレです。 そのうえ床暖房!!トイレクラークがいて、誰か使用した後はすぐにきれいにしてくれます。シャワーは事前に利用希望の旨をキャビンアテンダントに伝えます。 





(写真 シャワーつきトイレ) 

食事はもちろん(飛行機内でできる限りの)フォーマルセッティング。リネン(麻)のテーブルクロス、ナプキン。 キャビアは前菜として。食後はチーズとポートワインでゆっくり。 





(写真 テーブルセッティング・食事) 

 ドバイまでの8時間はあっという間でした。ここからモルディブ行のフライトに乗り換えます。 夜中についたというのに、すべてのお店も開いていて、ヨーロッパではまずありえません。 ファーストクラスラウンジ内には専用のDUTY FREEショップがありますので、ゆっくりとお買い物ができます。 シャンパンケースなど限定品も多いので要チェックです。モルディブからの帰りに購入するものがいくつかチェックしました。

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