The season (夏の社交界の行事)
The Season、夏の社交界の行事もほぼ終わりに近づき、 皆ホリデーに出かける時期となりました。
女王陛下も、「 ホリデー前にウィリアムとキャサリンのベイビーが生まれてくれる といいのだけれど」という冗談をお話になるほどホリデーをまちわびていらっしゃるようです 。
この「ロイヤルベイビー」ブームは町中にあふれ、 何日にうまれるか賭けをしている人も多いのです。6月のロンドンはとにかく天気がわるく、「 もうウィンブルドンがはじまったの?」 という冗談がとびかうほどでした。普通、ウィンブルドンがはじまると雨がふるからです。
6月3週目に行われたロイヤルアスコットも天気が心配されました が、火曜日には快晴ではありませんでしたが、雨はやみました!
最近のロイヤルアスコットは「英国のすべての階級がみられる」 といわれています。
ロイヤルエンクロージャーの、 ロイヤルファミリーをはじめとする上流階級、 アッパーミドルクラス。グランドスタンドのボックスにいるアッパーミドルクラス。 グランドスタンドの中流階級およびホワイトトラッシュといわれる 労働者階級。シルバーリンクの労働者階級。
皆、帽子はかぶっていますが、 ロイヤルエンクロージャーのデザイナーズハット、 数千ポンドはする帽子からシルバーリンクの20ポンドで買える帽子まで。「開かれた英国階級社会」 がそのまま全部みることができます。
フィリップ殿下は体調が悪く、退院されたばかりでしたので、 いらっしゃいませんでしたが、競馬好きの女王陛下は5日間毎日いらっしゃっていました。 今年は女王陛下の馬が優勝するシーンもあり、 大変な盛り上がりでした。
逆にウィンブルドン嫌いの女王陛下、 77年ぶりにブルティッシュのAndy Murray が優勝しましたが、 それでもウィンブルドンには足を運ばれませんでした。
ちなみに英国人というと基本的にイングリッシュになりますのでき をつけましょう。 彼はスコットランド人。
英国の日本での正式名称は「連合王国」となります。英語では、U nited Kingdom(北部アイルランド、スコットランド、 ウェールズ、イングランド), Britain (スコットランド、ウェールズ、イングランド), England とそれぞれ意味が大きく違います。
次はロイヤルベイビーの誕生! 女王陛下のホリデー前にうまれてくるのでしょうか???
(写真 ロイヤルベイビーブーム)