アフタヌーンティー
ロンドンは秋というよりは冬の気配を感じるようになってきました。
ラグビーワールドカップも、イングランドは1次予選敗退という初めての屈辱経験、それも
開催国というだけあって、「End of the world 」と書く新聞などもあり、頑張った選手たちがかわいそうなぐらいです。
やはり、「ラグビー発祥の地」としてのプライドなのでしょう。
このようなこともあって、人々の会話は「ハーフタームホリデーはどこへ行くの?」に変わりました。
9月から新学期が始まったと思ったら、もうハーフターム(英国の学校の学期中休み)!
「Pay more, less school 」と言われる通り、イギリスの私立学校は学費がとても高く、休みが多いことで有名です。
つい「いつ学校に行ってるの?」と聞きたくなってしまうほど。
このような会話をホテルでアフタヌーンティーをいただきながらする季節となりました。
最近英国人の友人たちの間で話題なのが、The Shard にあるホテルシャングリラでのアフタヌーンティー。
35階からロンドンを一望できる素敵な眺めに加え、リッツホテルのように観光客でいっぱいということもなく、ゆっくりと友人とおしゃべりを楽しみながらアフタヌーンティーを楽しめます。
(写真 シャングリラホテル)
アジアンアフタヌーンティーという飲茶のようなアフタヌーンティーもメニューにありますが、やはりここロンドンでのお勧めはイングリッシュスタイルのアフタヌーンティー。
金額は49ポンド(約1万円)。シャンパン付きだと57ポンド(約1万2千円)です。
ティーの種類もブラックティー、グリーンティー、ホワイトティ、インフュージョンティーと豊富。
私はホワイトティーの White tea snow buds を選びました。とても上品な香りです。
手袋をしたサービスマンがティーストレイナーを使用してティーカップに注いでくれます。
(写真 アフタヌーンティー)
スタイルは3ティアーズを使用したインフォーマルです。
サンドイッチは小さなフォーマルサイズ。片手でエレガントにいただけます。
スコーンもフォーマルサイズで、プレーンとアールグレイ、もちろんクリームはクロテッドクリーム、ジャムはクラシックなチョイス、ストロベリーでした。
サンドイッチを食べ終わる頃に「もっとサンドイッチはいかがですか?」と聞いてきます。
すべて何度でもおかわり自由です。
サンドイッチの後はスコーン。小さいので、上下二つにナイフで簡単に切れます。
そのあとはケーキ。日本でよく「スイーツ」と言っているのを聞きますが、英国ではティーパストりーといいます。
スイーツでは、子供のおやつ?という感じです。
ちなみにパウダールームにはTOTOのウォシュレットが!ハロッズのスパにもウォシュレットができましたが、最近ロンドンでもよくみかけるようになりうれしいです。
やはり寒くなってくるとあの温かい便座はよいものですから。
(写真 ウォシュレット)
時間制限もなく、本当にゆっくりと素敵なアフタヌーンティーを楽しみました。
サービスも素晴らしかったです。