英国の社交シーズン「ザ・シーズン」がはじまりました!

(写真)中型豪華ヨット:写真は英国籍のヨット



チェルシーフラワーショーとともに、英国の社交シーズン「ザ・シーズン」がはじまりました!

これからは毎日社交行事、ティーパーティー、ディナーパーティー、 ダンスパーティーと忙しくなります。

もともと社交シーズンは、冬の間、領地で毎日狩りをして過ごしていた上流階級の人間が(なんと贅沢なことでしょうか)、イースターとともにロンドンの上屋敷に戻ってきていたため、ロンドンを中心に行われます。

最近は英国だけではなく、カンヌ映画祭、モナコをはじめとするF1グランプリなど、コートダジュールを中心に開かれる社交行事も多いため、まさに数年先までスケジュールは ぎっしりになり、朝はロンドンで英国式朝食をとり、昼はモナコでヨーロッパ式のランチをいただき、夜はサルディニアでイタリア式ダンスパーティーなどという日もあります。

ですから英国、ヨーロッパではプライベートジェットやプライベート豪華ヨットがタクシーのように使われているのです。

ちなみに通常のフライトをコマーシャルフライトといい、『今回モナコにはどうやっていくの?コマーシャル?プライベート?』といった会話が交わされます。

以前ジェントルマンコースをご受講くださった日本人ビジネスマンの方が、この質問をされて意味がわからなかったとおっしゃっていました。よく使う表現ですので、覚えておくといいかもしれません。

ちなみにコマーシャルフライトの場合、「今回はコマーシャルフライトのビジネスクラス」と利用するクラスも忘れずに付け加えておきましょう。

プライベートジェットや豪華ヨットは自分で所有する必要はありません。もちろんご自分で所有されている方も多いですが、英国やヨーロッパには、会員制でこれらを時間貸しする会社がたくさんあります。

プライベートのよいところは、特に飛行機の場合、セキュリティーチェックやパスポートコントロールがないことです。出発の1分前までに飛行機につけばいいのです。最近日本のテレビでも放映された映画、『ダビンチコード』の中でも、サー・リーがプライベートジェットを使っていましたね。

プライベートジェットやヨットには運転手つきの車が送迎してくれます。ちなみに、コマーシャルフライトの乗務員にはチップは渡しませんが、プライベートジェットの 乗務員にはチップをわすれずに。間違ってもコインを渡さないように。

また、「はいっ、これがチップです!」というように、紙幣をそのまま手渡ししないようにしましょう。外からみてわからないように、握手をしながら折った紙幣をさりげなく渡します。

(このような詳しいマナーは当スクール認定インストラクターへのインターネットマガジン、または、一般の方が入会できる薔薇の会インターネットマガジンで詳しく説明しています。ご興味がある方はぜひご入会ください)これから英国・ヨーロッパの社交行事をたくさんご紹介していきます。

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