ロンドンリッツホテルでのクリスマスディナーダンス
数多くあるクリスマスパーティーの中でも楽しみなのが、ロンドンリッツホテルでのクリスマスディナーダンスです。毎年12月中に行われています。
ロイヤルファミリーのメンバーがいらっしゃることも多いです。
ドレスコードは、男性はジャケットにタイですが、ほとんどの男性がブラックタイ(日本語ではタキシード)を着用しています。ブラックタイは、必ず自分で結んでください。日本には残念ながらはじめから結んであるものしか(蝶タイ)販売されていないらしいのですが、ウェイターにまちがえられてしまいますから、ヨーロッパに旅行したときに購入してください。
女性はロングドレスか、きらびやかなカクテルドレスです。基本的に肩をだしますが、レースなど肌が透けてみえるものも可です。レッスンの一環として、毎年生徒様ともご一緒しますが、皆さまその雰囲気に圧倒される方が多いです。
ロイヤルファミリーだけではなく、政治家、セレブの方も多いので、レストラン内では写真撮影は禁止ですので、お気をつけください。ディナーダンスは、生バンドの演奏が続く、ディナーの中でも最も格式が高いものとされています。フルコースのお食事を待つ間に踊られてもいいですし、お食事が終わってからダンスを楽しんでも結構です。前回も書きましたが、グループで参加する場合、ご主人(またはボーイフレンド)以外の方とも踊られてください。
ディナーダンスは午後8時頃から夜1時まで。この後カジノにでかけることが多いです。ロンドンのカジノは通常メンバーオンリーです。もちろんホテルに宿泊している方は、利用できる場所もあります。
ロンドンのリッツホテルの内装は世界で一番美しいといわれています。特にクリスマスツリーをはじめ、クリスマスシーズン(1月6日まで)のデコレーションは、ため息がでるほど美しいので、ぜひクリスマスディナーダンスにでかけてください。もちろん男性がきちんとエスコートしてくださいね。
移動にはリムジンを利用します。リムジンのドアは後ろですので、男性は後ろのドアのちかくの席になります。レストランでの席は男女交互となるように座りますが、リムジンの場合には、後方に男性陣が、運転手に近い方に女性陣が座ります。
リムジンの中ではシャンパンをいただきますが、(リムジンには必ずついています)男性がサービスしてください。「ぼくがバーテンになりましょう」なんて冗談をいいながら。降りるときには、まず男性が先に降り、女性が降りるのを助けます。逆に乗るときには女性が先です。
ドレスアップして、ブラックタイのご主人や恋人にエスコートされてのクリスマスディナー、女性でよかったと心から思うときです。