お金で買えるもの、VIB、ボケーション
アイスランドの火山の噴火により、予定していた旅行に行けなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私もモーリシャスからロンドンに戻れずにいます。
他の英国人・ヨーロッパ人とともに引き続き同じホテルに滞在していますが、さすが余裕の欧米人、ジョークもとびます。
今回のアイスランドの件、もともとのホリデーの予定を過ぎて、飛行機が飛ぶまでのあいだ引き続きホテルに滞在することを「ボケーション」とよんでいます。
「きみはボケーション?それとも予定通りのホリデー?」といった具合です。
ボケーションは、ボルケーノ(火山)とフランス語のバケーションをあわせたもの。
また、アイスランドは国自体が破産したということでIMFからの援助をうけたことから、「僕たちからお金をとったおかえしに灰をプレゼントしてあげた」といった具合。
空港が再開した後も、キャンセルされたフライトによっては5月のはじめにしかロンドンに戻れない、という方も多いのですが「予定外の長いホリデーを楽しもう」という具合で、仕事の心配をしている方はいません。また、自然災害ということで、多くの保険会社では保障をしませんが、予定外の何十万円、いえ、何百万円という出費も心配している方はいません。
ビーチでプライベートディナーパーティーやアフタヌーンティーパーティーを開いたりして楽しんでいます。
ただ、子供たちは「ロンドンの友達」がなつかしくなってきているようです。
娘の学校での親友が島の反対側に滞在していて、車だと片道2時間ということで(それも道の状況はよくありません)会わずにいたのですが、いつロンドンにもどれるかわからない状況ということで、「どうしてもあいたい!!」と、まず子供同士電話で案を練り、でたアイデアが「ヘリコプターで会いに行くこと」。
8歳の子供でこのアイデア、やはりVIBならではでしょうか。たしかにヘリコプターなら約20分です。欧米の高級リゾートホテルの多くはヘリポートがあります。
まあ、モーリシャスはヘリポートというよりヘリコプターが着陸できる空き地、といった感じではありますが。
娘に頼まれてはみたものの、子供がお友達に会いにいくにしてはかなりの高額です。しぶっていると「お願い!ダディー!」と目をうるませてお願いする姿は「シュレック」というアニメ映画にでてくる猫を思い浮かばせます。
お願いごとがあると、女の子はお父さんに、男の子はお母さんにお願いするというのは全世界共通でしょうか。結局ヘリコプターで島の反対側にいくことに。
モーリシャスにはビーチしかないと思っている方も多いですが、壮大な大自然が広がります。
滝、はてしなく広がるシュガープランテーション、荒い波にけずられたどこまでも続く崖、サンゴ礁、水平線・・・・
人の手が入っていない壮大な大自然を満喫することができます。それらをみると、都会での悩み事や心配事なんて、そんな小さなことはなんてことない、と思うようになってしまうから不思議です。
ヘリコプターから降り、友人と、まるで10年も会ってなかったように(まあ、お互いまだ8歳ですが)抱き合い大喜び。その笑顔は確かに「プライスレス」です。
プールやビーチで一緒に遊び、ランチを、私達の友人でもある彼女の両親と一緒にし、ゆっくりと過ごし、帰りは迎えにきたヘリコプターにのり、娘も友人もお互いにみえなくなるまで手を振り続ける・・
私もモーリシャスからロンドンに戻れずにいます。
他の英国人・ヨーロッパ人とともに引き続き同じホテルに滞在していますが、さすが余裕の欧米人、ジョークもとびます。
今回のアイスランドの件、もともとのホリデーの予定を過ぎて、飛行機が飛ぶまでのあいだ引き続きホテルに滞在することを「ボケーション」とよんでいます。
「きみはボケーション?それとも予定通りのホリデー?」といった具合です。
ボケーションは、ボルケーノ(火山)とフランス語のバケーションをあわせたもの。
また、アイスランドは国自体が破産したということでIMFからの援助をうけたことから、「僕たちからお金をとったおかえしに灰をプレゼントしてあげた」といった具合。
空港が再開した後も、キャンセルされたフライトによっては5月のはじめにしかロンドンに戻れない、という方も多いのですが「予定外の長いホリデーを楽しもう」という具合で、仕事の心配をしている方はいません。また、自然災害ということで、多くの保険会社では保障をしませんが、予定外の何十万円、いえ、何百万円という出費も心配している方はいません。
ビーチでプライベートディナーパーティーやアフタヌーンティーパーティーを開いたりして楽しんでいます。
ただ、子供たちは「ロンドンの友達」がなつかしくなってきているようです。
娘の学校での親友が島の反対側に滞在していて、車だと片道2時間ということで(それも道の状況はよくありません)会わずにいたのですが、いつロンドンにもどれるかわからない状況ということで、「どうしてもあいたい!!」と、まず子供同士電話で案を練り、でたアイデアが「ヘリコプターで会いに行くこと」。
8歳の子供でこのアイデア、やはりVIBならではでしょうか。たしかにヘリコプターなら約20分です。欧米の高級リゾートホテルの多くはヘリポートがあります。
まあ、モーリシャスはヘリポートというよりヘリコプターが着陸できる空き地、といった感じではありますが。
娘に頼まれてはみたものの、子供がお友達に会いにいくにしてはかなりの高額です。しぶっていると「お願い!ダディー!」と目をうるませてお願いする姿は「シュレック」というアニメ映画にでてくる猫を思い浮かばせます。
お願いごとがあると、女の子はお父さんに、男の子はお母さんにお願いするというのは全世界共通でしょうか。結局ヘリコプターで島の反対側にいくことに。
モーリシャスにはビーチしかないと思っている方も多いですが、壮大な大自然が広がります。
滝、はてしなく広がるシュガープランテーション、荒い波にけずられたどこまでも続く崖、サンゴ礁、水平線・・・・
人の手が入っていない壮大な大自然を満喫することができます。それらをみると、都会での悩み事や心配事なんて、そんな小さなことはなんてことない、と思うようになってしまうから不思議です。
ヘリコプターから降り、友人と、まるで10年も会ってなかったように(まあ、お互いまだ8歳ですが)抱き合い大喜び。その笑顔は確かに「プライスレス」です。
プールやビーチで一緒に遊び、ランチを、私達の友人でもある彼女の両親と一緒にし、ゆっくりと過ごし、帰りは迎えにきたヘリコプターにのり、娘も友人もお互いにみえなくなるまで手を振り続ける・・
子供の笑顔・・プライスレスなんてどこかのコマーシャルのようですよね。
結局親が子供に残してあげられるものは「思い出」なんだな、と心から感じた1日でした。