キャサリン妃のご懐妊、「そのまま教材つき」通信教育コースを期間限定で販売

英国中がこのニュースを待ちわびていました(写真:AP提供)


予想通りウィリアムの奥様キャサリン妃のご懐妊が発表されました。 ウィリアム王子の結婚、エリザベス女王陛下の即位60周年、オリンピックと世界の注目を浴び続けてきた英国、必ず年内にキャサリン妃のご懐妊が発表されると皆が噂していましたが、その通りになるとは・・さすがです。 


でもお二人には大変なプレッシャーだったのでは・・と思います。 

英国人にとっての身近な別荘地スペインに行く機会が最近多いのですが、よく話題になるのはスペイン王室と英国王室の違い。英国王室はまさに「歩く広告塔」。キャサリンさんとウィリアム王子のご婚約が決まった瞬間から彼女が身に着けるすべてのものがフェイクも含めベストセラーに。英国のブランドを多く身に着けていたのはもちろん偶然ではありません。

ウェディングドレスも英国ブランドでした。 

それに比べてスペイン王室はいまひとつぱっとしません。スペインに王室があることを知らなかったという ヨーロッパ人さえいる始末です。こんなことなら王室なんていらない、という意見が多くあがるのも あたりまえでしょうか。とくにバルセロナと中心とするカタローニャ地方では毎日のように独立デモが開かれ、「次の独立国はカタローニャである」という大きな表示があちこちに、それも英語で書かれていたりします。 一般人で英語を話せる人間が他のヨーロッパ各国に比べて低いといわれるスペイン。外国人向けのメッセージであることは間違いありません。 

キャサリン妃のご懐妊の話に戻りますが、双子を妊娠しているといわれ、そのためにつわりがひどく、病院に頻繁に通われています。 オーストラリアのラジオ局がプラング(ようするに悪い冗談です)でこの病院に電話をかけ、ラジオ局とは気が付かない看護婦がキャサリン妃の容体などを話してしまい、後から自殺するというなんともいやな事件も起こりました。 

オーストラリアは、英国では「品がない」ことで有名です。まあ、もともと流刑囚を送っていた国ですので、ご年配の中には「犯罪者の国」と呼ぶ人もまだいます。 

以前にも、やはりオーストラリアのメディアがオーストラリアの総理大臣になりすまし、バッキングガム宮殿に電話をかけ、なんと女王陛下と話をし、それを放映するということもありました。 

英国人も冗談は好きですが、「やっていいことと悪いことがある」とはっきりいいます。そしてその冗談は「スマートでなければいけない」つまり、場合によってはよく考えないと理解できない冗談で、そのほうがよいとされています。 

そのせいか、オーストラリアやアメリカ系のダイレクトな冗談を極端に嫌う傾向にあります。 

みなさんも英国人に冗談をいうときは、品と教養のある冗談を心がけましょう!! 

さて早いものでもう12月。 

スクールの通学コースをお待ちの方、本当に申し訳ありません。 

せめて通信教育コースで、クリスマスセールをさせていただきます。 

今年は、以前からご希望の多かった「そのまま教材つき」コースを期間限定で販売いたします。 

「そのまま教材つき」とは、テキストのセッティング写真のティーカップ・ティー・ティークロス(テーブルクロス)・ティートレイなどをそのままセットにして教材にお付けします。

学習しながら実際のセッティングやティーパーティーなどを実践していただけます。 期間も数も限定となりますので、どうぞお見逃しなく。 お申込み受付順となります。 

このブログ、スクールウェブに12月17日前後から詳細を掲載します。

それでは他の英国人同様、これ以上キャサリン妃のご懐妊による下品な冗談が飛び交わないことを祈りましょう。

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