ニューヨーク パート2
セールにはたくさんのお申込みをいただきましてありがとうござい ました。
20日でセールは終了させていただきました。
ニューヨーク パート2
朝食はアフタヌーンティーでも有名な「パームコート」 でいただきます。
もちろんお部屋のテラスでバトラーにサービスしていただくのも気 持がよいのですが、他のお客とも知り合えることができるので、 時々はこちらでいただきます。
娘も同じヨーロッパから長期滞在している男の子と知り合いに。 こうやって「サークル」を子供のころから作っていきます。「 彼とはサンモリッツで知り合ったの」「彼とはニューヨークのプラザで知り合ったの」といった具合に。 欧米の一流ホテルの場合、一泊だけしかしない客はまれです。プレティーンエイジャーの娘は、まだ子供の顔をちょっとみせて、 Eloise 朝食メニュー。
やはりアメリカの朝食といえばパンケーキ。 よく日本のホテルでアメリカンブレックファーストとして英国式のブレックファーストがサービスされていますが、 あれは間違い。トースト、フライドエッグかスクランブルエッグ、焼きトマト、ソーセージ、これは英国式朝食・ イングリッシュブレックファーストです。主人はいつも「アメリカ式」をクロスして、「ENGLISH」 と書き直しています・・・
思いっきり観光客ですが、 やはりセントラルパークは馬車で回りたいもの。 馬蹄さんはアイルランド出身者ではじめは娘のクイーンズイングリッシュに「ああ、 Englishだね、それもPoshな」と、とても冷たい反応。
娘も理由をすでに理解していて、一生懸命に話しかけ、 最後には馬蹄さんも馬にさわらせてくれ、「イギリスもお嬢ちゃんのような子がふえてくれるといいんだが」 というコメントを。
イギリス人(ENGLISH) とアイルランド人との関係は少しアジアと日本の関係に似ています。アイルランド人は、 イギリスではイギリスがアイルランドを虐待した歴史を教えていない、イギリス人は嫌いだ、という人が多いのです。 またイギリス人側もアイルランド人、スコットランド人を見下すような態度をする人がとても多いことに驚きます。 アイルランドやスコットランドのアクセントがあると、今でも雇ってくれない会社が多くあるそうです。
このような英国人からの圧政から逃れ、 多くのアイルランド人が新天地アメリカに渡ったのです。アイルランドの独立記念日3月17日には大規模なパレードがニューヨークで行われます。よく主人や英国人の友人に冗談でいうのですが、 どこかの国の独立記念日があると「これも貴方達英国からの独立記念?」と。
アメリカの独立記念日7月4日、 アイルランドの独立記念日3月17日どちらも英国からの独立記念日ですから。 もちろん英国人も冗談で返してきます。「もちろん。どこかで独立記念と聞いたら間違いなく私たちからだと思っていい」
セントラルパークの周りには高級な住宅地が広がります。
このセントラルパークに面したあるビルのペントハウスが80億ド ルで昨年取引されました。ちなみにこれはあるロシアの大金持ちがお嬢様の21歳の誕生日に プレゼントしたもの。
80億ドル・・・すごいですね。
プラザはセントラルパークの目の前というだけではなく、 買い物天国5thアベニューもすぐです。ヨーロッパ系の高級ブティックももちろんですが、 やはり女の子の憧れ「ティファニー」本店でお買いものを。子供のときから一流のものを覚えていきます。娘の名前も顧客リストに入れていただきました。
ずいぶん前の話ですが、英国人の貴族のお友達で、 お父様とけんかをしておこずかいをカットされてしまった子がいました。もちろん仕事をしていない彼女、私たちは心配して「 これからどうするの?」と聞くと「私を誰だと思っているの?」と
にっこり笑ったのを覚えています。 彼女は子供のころから一流ブティック・デパート・ホテルの顧客。
何事もなかったかのように顧客担当者を訪れ、「 請求書は家に送ってちょうだい」でいいのです。一流ホテルのスイートルームに宿泊続けた彼女に最後はお父様から 和解のお話が・・。
お買いものは顧客専用のスイートですることが当たり前なのです。 余談ですが、日本人に人気のあるエルメスのバックも、このように顧客スイートで買い物をし、 お財布を出す必要のない人のため、 もしくは座ったままバックを開く人のためのバックです。
よく「エルメスのバックは立ったままだと開けにくい」 という意見を聞きますが、立ったままバックを開けなくてはいけない人、 電車を利用される方はエルメスは持たないほうがいいと思います。
次回はニューヨークでのアフタヌーンティーです。
20日でセールは終了させていただきました。
ニューヨーク パート2
朝食はアフタヌーンティーでも有名な「パームコート」
もちろんお部屋のテラスでバトラーにサービスしていただくのも気
娘も同じヨーロッパから長期滞在している男の子と知り合いに。
やはりアメリカの朝食といえばパンケーキ。
(写真 子供にはELOISEメニュー) |
(写真 アメリカ式朝食パンケーキ) |
娘も理由をすでに理解していて、一生懸命に話しかけ、
イギリス人(ENGLISH)
このような英国人からの圧政から逃れ、
アメリカの独立記念日7月4日、
(写真 アイルランドの旗を誇らしく飾っている馬蹄さん) |
(写真2枚 最後にはうちとけてくれた馬蹄さん) |
(写真 セントラルパーク) |
セントラルパークの周りには高級な住宅地が広がります。
このセントラルパークに面したあるビルのペントハウスが80億ド
80億ドル・・・すごいですね。
プラザはセントラルパークの目の前というだけではなく、
ずいぶん前の話ですが、英国人の貴族のお友達で、
にっこり笑ったのを覚えています。
何事もなかったかのように顧客担当者を訪れ、「
お買いものは顧客専用のスイートですることが当たり前なのです。
よく「エルメスのバックは立ったままだと開けにくい」
次回はニューヨークでのアフタヌーンティーです。
(写真 ティファニーでお買いもの) |
(写真 4枚 5thアベニュー) |